相続の手続きをしていると、相続税の基礎控除という言葉を耳にすることもあるでしょう。
では、相続税の基礎控除とは一体どんなものなのかご存知でしょうか。
今回は、知っておけばためになる相続税の基礎控除についてご紹介します。
▼相続税と基礎控除について
相続税は全員にかかるわけではありません。
相続する財産が一定の額を超えてしまうと、相続税が発生します。
この超えていない一定の額部分を基礎控除と言います。
▼相続税の計算について
相続が発生したら、まずは遺産の額を算出します。
預金や株、不動産など相続されるもの全てから出します。
そして、遺産の額のうち基礎控除までは相続税はかかりません。
そのため基礎控除内に収まる場合は、相続税がかからないので税務署への申告が必要ありません。
もし、遺産の額が基礎控除を超える場合、超えた部分に相続税が発生します。
▼基礎控除の額について
基礎控除の額は、2014年までは、
5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)でした。
しかし、2015年以降、基礎控除の額が引き下げられ、
3,000万円+(600万円×法定相続人の数)となりました。
2014年までは、相続税が発生しない場合が多かったですが、2015年以降は、相続税が発生することが多くなりました。
相続税が発生するとなると、何かと複雑で面倒に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当社では、相続についてのご
相談を承っておりますので、お困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。